
今日はまず、挑戦や失敗に関する僕自身の体験談から話していこうと思います。
失敗すると大きなダメージを受けたり、
あるいは「ずっと同じ失敗を繰り返すんじゃないか?」
と不安になったりしますよね。
実際に失敗すると「挑戦しなければよかった…」と思ってしまうこともあるでしょう。
でも、僕もそうやって落ち込んだり後悔したことは山ほどあります。
たとえば僕は自分の理想の姿に至るまで、
失敗がゼロだったなんてことは絶対にありません。
ちょっと昔の話をすると、
今から1年ほど前、
友人の知人の紹介で年商2000万円くらいの中小企業の社長さんにコンサルを頼まれたことがありました。
2時間だけのスポットコンサルだったのですが、
普段よりもかなり安く引き受けたんです。
相手の社長さんが僕よりもかなり年上ということもあって、
最初は「自分で大丈夫かな…?」と少し戸惑いもあったんですが、
とにかく言われるがままにお話を伺いました。
ところが、事業計画を聞いていくと、
やっぱり「これじゃ将来性がないだろうな」という感じがひしひしと伝わってきたんです。
でも僕としては「テコ入れすればなんとでもなる」と思えたので、
ありのままにアドバイスをしました。
「このやり方だと上手くいかない理由が○○です。だからこう変えたほうがいいんじゃないですか?」
みたいにですね。
ところが、その社長さんは一貫して「俺が考えた方法でうまくいくコンサルをしてくれ」という主張。
それまで「真剣に耳の痛いことでも受け入れたい」と言っていたのに、
実際は自分の考えに固執していて、
まったく受け入れるつもりがないようでした。
「いやいや、こっちの方法にしてみませんか?」
と丁寧に伝えても、
相手はかなり頑固でした。
最終的には「なんでこんな若造にここまで言われなきゃいけないんだ」と、
プライドを傷つけられたみたいで大激怒。
あげくの果てには、
僕の知人にまで悪口のようなことを言いふらしていたそうです。
正直、「なんか変な人に当たっちゃったな」というのが当時の率直な感想でした。
僕自身、目上の人にコンサルするのは面倒なことが多いのかな…と思ってしまい、
けっこうダメージを受けたんです。
でも、今になってみると、
人生なんてそんなもんだよなと感じます。
いろんなお店に行けば、
安いのにめっちゃ美味しい店もあれば、
高いのに大したことない店だってありますよね。
要するに、一定の確率で「ハズレ」はあるという話です。
挑戦したり新しいことをやってみたりすると、
当然失敗だってある。
それは仕方ないんです。
実際、あのときの経験を無視していたら、
僕はその後も目上の方へのコンサルを避け続けていたかもしれません。
でも、そうせずに引き続きチャレンジをしていった結果、
今では年上の方にもアドバイスをしつつ、
学びながらお金も情報もいただけるような状況が広がりました。
だから、ちょっとやそっとの失敗で「もうやめた」となるのは本当にもったいないですよ。
特に、「再起不能の失敗」でない限り、
いちいち一喜一憂して落ち込む必要はありません。
むしろ失敗からは必ず改善点が見つかるもので、
ビジネスでも起業でも、
そこを活かして次に進むのが大事だと思います。
いま自分がやっているビジネスがいまいち伸びないとか、
結果が出ないと嘆いている人も、
「やれることはまだまだあるよ」と言いたい。
たとえば、何もしないのが一番ダメージがでかいんですよね。
スポーツでも仕事でも恋愛でも、
それは全く同じです。
「彼女ができない」と言ってる人は、
単純にもっと女性に出会えばいい。
動画を撮ってみて「下手くそだな」と言われるなら、
もっと撮影して、人の意見をどんどん聞いて、
ちゃんと素直に受け入れればいいんです。
下手だと言われて怒ってしまう人は、
残念ながらあまり成長しないでしょう。
ダメなところをズバッと言ってくれる人って、
むしろありがたい存在なんですよね。
プライドは捨てちゃいましょう。
たまに一瞬の快楽に逃げるのは仕方ないですが、
そこでずっと逃げ続けたら成長はありません。
実際、僕も「ビジネスでAを学べば伸びるのに、得意なBばかりやってしまう」ということはあります。
人に教えている方々にもよく見られる現象です。
でも人生の分岐点は、
そこで目を背けずにAをやり抜けるかどうか。
1日2日逃げてもいいけれど、
それで一生逃げるのはもったいない。
後々の大きなリターンを得るためには、
今の苦しさにあえて向き合う必要があるんです。
例として、最近の話ですが、
僕は筋トレをやっていて、
メディシンボールという重い球を持ってスクワットやフットワークのトレーニングをしました。
叫びたくなるほどキツいし、
今ではお尻が筋肉痛で痛くて仕方がない。
それでも続ければ身体能力が上がって、
いろんなメリットが得られます。
人生なんて筋トレみたいなもので、
挑戦すれば筋肉痛(=ダメージ)が来る。
逆に言うと、そのダメージは成長の証拠ですよね。
失敗してメンタルがやられるときでも、
「この失敗やダメージは一時的なものだ」と思って、
そこから回復すればいいだけです。
どうせ1週間もすれば今日の辛さなんて忘れてしまう。
そういうものだと思います。
さて、そんなふうに挑戦だの失敗だのという話をしてきましたが、
今日はもうひとつ、
僕がやってきたSNSの攻略法に関してもシェアしたいと思います。
インターネットビジネスで集客する手段というのは、
大きく分けると3つしかありません。
ご存知の方も多いと思いますが、
それは「SEO」「PPC」「SNS」です。
多くのプロダクトローンチ系のノウハウは、
この3つのどれかに当てはまります。
もっとも、最近は「SNS」か「PPC」関連のノウハウが多い気がしますね。
SEOに関してはノウハウ云々というより、
時間と地道な積み重ねが必要なので、
あまり“即効性”をうたう商品には向かないんでしょう。
今日はSNSの話をメインにしますが、
シンプルに流れを書くと、
具体例としてTwitterの場合は「アカウントを作る→大量にフォローする→良さげなことをツイートする(まとめて10ツイート連続とか)→それを繰り返す」。
ぶっちゃけ、SNS集客ってこれだけなんです。
もちろん、ツールで自動化できる部分はありますが、
肝になるのは「量と質」です。
質というのは「良さげなことをつぶやく」。
量というのは「とにかくたくさんフォローする」。
極論を言えば、これだけでSNS運用は成立します。
YouTubeにしても同じです。
1回見たらもう1回見たくなるような動画を作る→繰り返し。
もちろん細かいタグ設定や説明欄の書き方などのテクニックはありますが、
そこに特別なノウハウがあるわけではなく、
結局は量と質が大切なんですね。
いろいろな手法に手を出してしまう人は、
一度このシンプルな方法を徹底してやってみるのもいいと思います。
どんなビジネスであっても、
マーケティングの基本は
「アクセスを集める→教育する→物が売れる」なんです。
大企業だってテレビCMを何度も流して消費者に「欲しい」と思わせ、
結果売り上げを伸ばしていますよね。
SNSだって構造は似たようなもので、
僕のように個人でやっている場合もあれば、
組織として運用しているところもある。
どちらにせよ「アクセス→教育→販売」の流れは変わりません。
さらにSNS運営は、
今や外注化も可能です。
実際、僕もたまに仕事を依頼することがあるのですが、
最近は本当に便利な時代だなと感じます。
海外から日本のSNS運用を手伝ってもらったり。
たとえば、「旦那は超稼いでいるけど、私は現地の言葉があまり話せないから友達とも遊べなくて退屈していた」という主婦の方が、空いた時間でSNS管理を手伝ってくれたりもするわけです。
こんなふうに世界中どこにいてもやり取りできるのが、
インターネットビジネスの面白いところですね。
最終的に言いたいのは、
どんな媒体でも「アクセス→教育→販売」っていうシンプルな戦略を大なり小なり回していくのが基本だということです。
それを個人でやるか、
あるいは組織として大規模にやるかの違いはあれど、
原理は同じ。
今日はこのへんまでにしておきますが、
挑戦とか失敗の話と同様、
SNS運用も「結局は手を動かすしかない」というところは一緒だと思います。
失敗で一瞬心が折れそうになることもあるし、
SNS運用で思ったような結果が出ないこともある。
それでも、そこから学んで改善していけば必ず前に進める。
再起不能の失敗なんて滅多にないですからね。
僕が体験した“残念なコンサル相手”の話だって、
後から振り返れば学びだらけでしたし、
その後も諦めずに続けたからこそ、
最高の人生を達成できるようになったわけです。
筋トレみたいに、
きついときほど伸びしろがある。
ダメージや痛みは「成長している証拠」。
これってビジネスも一緒なんです。
だから、いま辛いなとか失敗してしまったなと思う人がいれば、
ぜひ今回の記事を読んで少しでも「また挑戦しよう」と思い直してもらえたら嬉しいです。
どうせ1週間もすれば今日のダメージなんて忘れちゃいますから、
とにかく続けることが大事。
本当に「何もやらない」のがいちばんの失敗だと思うんです。
というわけで、
今日は「挑戦と失敗」そして「SNSの攻略」という2つの話をガッツリお伝えしました。
僕自身もまだまだ学ぶことは山ほどありますが、
少しでも参考になれば幸いです。
また気になることがあれば、
いつでもどこかでお話できればと思います。